◆エキサイト百貨店◆Excite Town運営◆Chang-Pong～ギャラリーコンシール渋谷◆

ギャラリーコンシール渋谷にて1/24(日)～30(日)に4名のアーティストが写真や洋服、手作り作品などを展示した「Chang-Pong」が開催されました。
関連ブログ:Chang-Pong Vol.03
取材はエキサイトタウンの高橋がいきました。

この展示会へ招待されたきっかけは、作品出品者の'Chigusa Ogawa'さんとの出会いから始まる。 Ogawaさんから洋服を作っているという話を聞き、「今度見たいなぁ!」といったところ、展示会の招待状を頂いた。こういった展示会に行ったことがない私だったが、アパレルの販売員として働いていたOgawaさんの手作り洋服には大変興味があった。またそれだけではなく、自分より若い人たちが、この社会から何を感じ、その中で何を考え作品として生み出しているのかということにも興味があった。私は1/30の最終日に拝見させて頂きました。地図で見る限り、渋谷から簡単に行ける場所のようなのだが、なかなか会場が見当たらない。行ったり来たり...写真をご覧ください。いまにも渋谷の街に飲み込まれそうなビル4階にありました(^_^;)
ちなみに「Chang-Pong」のDMの絵はOgawaさんが描いたということです!

【Chang-Pongから百貨店が学ぶ点】
Chang-Pongが私に教えてくれたことは①「チャレンジ」、②「オープン」③「ウェルカム」です。

①チャレンジ
→ひとつの作品を作り上げて展示会をしたというチャレンジ精神。

②オープン
→自分の作品や思いをオープンにさらけ出したこと。

③ウェルカム
「私はあなたのこと知らないけど見てって」というウェルカム精神。熱心な説明。

この3つが非日常的な「異空間感」を作り上げ、私に与えてくれました。

百貨店には空きスペースが大抵あります。お客様用のベンチを置いたり、適当にアパレル商品を販売したり... 空きスペースがあります。

そこにお客様を異空間へと連れて行ってしまう部屋があったらすごく面白いと思います。買い物をしてお金を落とすだけの場所から、単調な毎日に刺激を与えてくれる空間の提供ができればリピートするお客様も増えるでしょうし、他百貨店との差別化ができるはずです。

その異空間へ連れて行ってくれるスペースを持っている百貨店があります。銀座にある「プランタン銀座7階」です。その空間はすでにアパレルなどのストック場となり閉鎖状態ですが、壁に素晴らしい絵が書かれており、イスでもひとつ置けば、フッと違う世界に連れていかれてしまいそうな小部屋です。

つまりお客様に①～③を感じてもらい、次はお客様に①～③をやってみては?と誘ってみる。だれでも自己表現できる空間を百貨店で提供してくれれば、「自分の作品が○○百貨店で展示される」となれば嬉しいですし、人が人を呼んでくれます。

商品の値段が安いというイベントではなく、展示というイベントも面白いと思います。「Chang-Pong」は「お客様への異空間感の提供」を教えてくれました。
お誘いしてくれたOgawaさんに心から感謝したい。

著作:エキサイト百貨店

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