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2月になればバレンタイン商戦が本格化する。
近年では男性が女性に逆チョコを送ったり、女性が自分の為にチョコを買うという現象までもが起こってきている中での商品選びやイベント企画は非常に難しい。

もはや商品構成や企画は「マス」ではお客様の満足は得られません。ニッチ戦略こそがバレンタインデー商戦に勝つポイントなのですが、だからといってワンスペースにワンイベントでは商品に偏りが出て勝てません。ワンスペースに複数イベント企画を打ち込む方法をご提案いたします。

【複数のイベント企画】
①自分の為のチョコ売場
②会社やファミリー向けのチョコ売場
③手作り応援!チョコキッド売場
④お子さまにあげたいチョコ売場
⑤男性→女性への嬉しい逆チョコ売場
⑥バレンタインチョコづくりコーナー
⑦大切な人へのチョコ売場

バレンタインデーは基本的に差し上げるものですから、差し上げる相手もいろいろ。その「いろいろ」にあった売場展開はお客様にとってとても親切だと思います。また「なんで無いのかな?」と不思議に思うのが「名入れサービス」です。買ったチョコに自由に名入れができる一角でも良いので作ると良いと思います。

【配布媒体のご提案】
普通に新聞チラシやDM、車内広告を出しても、他社もやっているのでインパクトにかけます。そこで、参考になるのが大手家電屋さんの新聞チラシです。A3用紙いっぱいにかかれた商品内容は、読みごたえがあり、非常に楽しいチラシ内容となっています。このように「なんだこの大きなチラシは!?」から始まり、家でゆっくりお茶でも飲みながら目を通そうと時間をかけてチラシに目を通してもらえます。単なるDM配布ではただの報知効果しかありません。去年もやったんだから、どうせ今年もやるでしょとお客様は分かっています。(※よっぽどの価格と企画なら別ですが...)

またこれだけではパンチが足りません。
お手透き社員を集めて近隣の大手会社へこのチラシを手配りする方法があります。銀座の百貨店でしたら東京駅～新橋まで手広く訪問配布。
ついでに百貨店のパンフレットなんかも置いていくと良いでしょう。

バレンタイン商戦に単に(美味しくても)チョコを売るだけでは限界があります。前年の数字に勝つ為には、前年以上の努力と企画が必要となってきます。
ぜひ参考にして頂ければ幸いです。

著作:エキサイト百貨店

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