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エキサイト百貨店リアル特集
5月4日JR大阪駅に4つの百貨店が登場!!

JR大阪三越伊勢丹 //阪急うめだ本店 //阪神百貨店本店 //大丸梅田店

2011年5月4日、JR大阪駅に4つの百貨店が出揃った。
JR大阪三越伊勢丹
阪急うめだ本店
阪神百貨店本店
大丸梅田店

さて、一か所に4つの百貨店ができてどうなるのか?
メリットとデメリット、そして、これからどうなってしまうのかを考えたい。

【メリット】
4つの競合百貨店の中で勝ち抜ければ、大阪駅というビックターミナル駅を独占することができ、大きな売上げと成長をすることができる。

【デメリット】
完全なる共倒れ。
⇒4つも百貨店は要らない。

【考えられる内部問題】
1.掛け率問題
阪急うめだといえば、掛け率が悪いことで有名だ。
当然、ブランドも催事業者も掛け率の良い百貨店を選ぶ。 どうせほぼ同じ立地に立っているのならば、掛け率の良い百貨店に業者は集まり、 掛け率の悪い百貨店からは業者離れが発生する。

いち早く、掛け率を優遇した百貨店が、何気に勝利をつかむ可能性が高いと考えられる。

2.ブランドと業者の取り合い
売れるブランドは限られている。
このブランドを自店に入ってもらえるかで、この先の明暗が分かれる。 各百貨店ともに、「色」を持っていることから、取り合いになるジャンルは「キャリア」と考えられる。

3.洋服が集められない!!
不景気や震災、また人件費や糸代の高騰により、安価で洋服を作れなくなってきている。 その為、大手商社の提案に乗っかって、みんなで洋服を作り、襟ネームだけ自店に変えて販売しているというケースが多く見受けられる。 駅ビルで販売されている商品とまったく同じ物が、駅ビルでは1,995円、百貨店では3,150円といった価格ギャップが生じてしまい、百貨店の信頼感を損なう自体に発展しかねない状態に陥る可能性がある。

百貨店は「伊勢丹オリジナル」といったように、オリジナル商品の取り組みをせざる負えず、リスクを抱えての勝負となる。

【結末】
私が考えている結末は、「立地の良い1店舗だけが残る」です。
ケーススタディで言いますと、吉祥寺が良い例です。

1971年から伊勢丹吉祥寺店、東急百貨店、吉祥寺パルコ店、三越、OIOIと5つもの百貨店・専門店が同時にひしめき合った。 その結果どうなったかというと、東急百貨店、吉祥寺パルコ店、OIOIのみが残った。 残ったといっても売上げが厳しいことから業者は近寄らない。 私も3年間吉祥寺に住みましたが、東急百貨店にしか行きませんでした。 伊勢丹は1階が吹き抜けという作りな為、通り道。 三越は風俗街方面なので論外。 住宅地が広がる東急百貨店のみ買い物をしたことがあります。

この立地(行き易さ)が物凄く大事だと思います。
何か増床することが大事なように感じますが、無駄に広い、例えばららぽーととなど、すぐに飽きられてしまいます。 広さではなく、内容に凝って頂きたい。
「さすが百貨店だな」
とお客様を感無量にさせる商品とサービスが勝ち残るのに必要な1つでしょう。

【勝ち抜くために必要なこと】
1.掛け率の見直し
2.独自の「色」を出す。このエリアでは、百貨ではなく十貨。
3.オリジナル商品の確保。
4.立地。もしくは通い易さ。
5.お客様を感無量にさせる商品とサービス

今後の各百貨店の手腕が楽しみです。

著作:エキサイト百貨店

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