新宿タカシマヤ11階 「婦人服大ファッション祭」
L・LLサイズ特集!?
大きいサイズのバーゲンと勘違いしてしまうのではないか?
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新宿タカシマヤ11階にて10/28〜11/3(祝)まで「婦人服大ファッション祭」が行われた。
また同時期に11階「ユザワヤOPEN」11階「お歳暮早期承り会」全館「ポイントアップ特別ご優待会」も行われ、婦人服祭にも大変活気がでるだろうと予想していた。
が...初日はオープニングサービスを提供していた業者あたりが20万円、出していない業者は10万円台とひどい結果となってしまった。
なぜ売れないのか??販売員さんの意見を聞きつつ原因究明をすることにします。
【考えられる5つの原因と改善案】
1.会場の真ん中にフィッティングルームをおいたこと。
→必ず見通しの良い売場づくりをすること。会場の真ん中にメッシュ什器なんて置かない。
2.業者数をいれすぎて通路がもの凄く狭い!!
→ラックとラックの間が狭すぎ!とくにL・LLコーナーは、Sサイズの私でも通るのが大変なほど什器間隔が狭い!!業者数を減らすこと。
3.どこから見れば良いのか分からない配置。
→カットソー、ニット、羽織、アウター、ボトムスとせめて軽いモノから会場に並べるべき。今回の図面はニットカット→会場真ん中にスカート→その奥にまたニットカット...
4.特別提供品コーナーで事が足りてしまう。
→マストアイテムを特別提供コーナーで通常より安く販売することは戦略のひとつかもしれないが、特別提供のアイテム数が多くて、そのコーナーだけ見れば気が済んでしまう。特別提供品は1〜3アイテムに絞ること。
5.広告媒体に「L・LLサイズ特集」と大きく書いたこと。
→実際このファッション祭はS〜LLとほぼオールサイズ展開している。しかしチラシ媒体には「L・LLサイズ特集」と書いてある。このチラシをみたお客様からの声で、チラシのモデルさんが着ている掲載品も大きいサイズかと思った、大きいサイズしか展開がないと思った...という声を頂戴した。小さいサイズも展開するのだったら「S/L/LLあります!」みたく書いたほうがよかったのではないか。
以上のようにいうまでもなく、今回のファッション祭は集客面でも売り上げ面でも非常に厳しかった。
ぜひ上記を改善して次回のバーゲンで成功させて頂きたい。
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