1月23日(土)〜24日(日)に清澄白河駅近くにある松屋倉庫にて「松屋の倉庫開放セール(春)」が開催された。
この倉庫セールで一番最初に大事なことが「天気」です。お客様は銀座松屋店発の送迎バス、電車、自動車、自転車とさまざまな方法で来店される。その中で「自転車」のお客様が非常に多い。自転車誘導の警備員さんも立つほど。
幸い、天気は両日とも快晴☆
さて驚いたことがオープン前のお客様の長蛇の列!!
私がレポートした中で一番長い列でした!!
そんなお客様のお目当ては1階フロアの食品部門です。
オープニングセールとして「生野菜100円均一セール」「みかんの詰め放題300円」があり、そのほかで大人気なのが「食品ギフト処分セール」です!
2階は前回同様にファッション部門です。
開店前に長蛇の列だったことから、かなりの集客が見込めたのですが...厳しい!!!
「食品にはお金を使うがファッションにはお金を使わない」という言葉に加え、ただ「安い」だけでは洋服を買わなくなっている。
【松屋倉庫セール激安商品】
・ニット・カットソー:1,050円
・アンサンブル:2,100円
・ジャケット各種:2,100円
【お客様のお目当て商品】
・レディース有名メーカー
理由あり品サンプル品特集(23区etc...)
以上のように館では販売できない破格値を提供しているのだが、むしろお客様のウェイトが安さよりもクオリティーやデザイン、トレンドアイテムの購入に変わってきている。
つまり倉庫セールだからといって、激安価格商品やら、傷物(訳あり)品を大々的に提供するのではなく、良いものがリーズナブルに買える商品陳列と売場づくりが、倉庫セールに必要になってきていると感じた。
【ピーク時間とお客様傾向】
ピーク時間は10時〜12時30分までと朝方勝負!
引きが早い!!
朝のうちにどれだけ量をさばけるかが重要の一方で、朝は混むからあえて夕方来られるお客様もいる。
午後からは少し単価の高いアイテムをゆっくり販売すると良い。その為、5,000円台の売れ筋商品を倉庫セールにしっかり投入することが重要。
【これからの対策】
倉庫セールのこれからとして2つの対策を提案します。
いづれにせよどちらかを選ぶ必要があります。
@積極的にファストファッションを取り入れる。
→「プライス」に重きを置いてきた倉庫セールから、「リーズナブル+ファストファッション」に意向してはどうか。商品カテゴリーに対しての激安商品(例えばダウン3000円やツイン2000円)はタイムサービスやら特別コーナーだけに限定する。
A普段できない買い物スタイルの打ち出し
→シングルラックとワゴンで構成している売場を、メッシュ(2段ラック)を並べて構成する。
メッシュを並べて上下に商品をかければ、まさに店内は倉庫状態。導線確保さえすれば消防上問題無いですし、お客様はアパレル倉庫で買い物をしている感が味わえ、すごく楽しいと感じるはずです。
次回の松屋倉庫セールは4月の予定です。
とにもかくにも倉庫での買い物は掘り出し物が多いです!
ぜひお買い物をしにきてみてください(*^_^*)
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