 
  
  
 
エキサイト百貨店 
お客様に「たしか」を伝えたい。
 
 
 プランタン銀座 
 
 | 
 
【仕入ポイント〜ブレない仕入の実現化】 
◆仕入判断ポイント@「安い物」 
9月の頭に売れる商品は当然秋物なのでしょうが、今年は暑い!! 
連日30度以上の気温を記録し、秋冬物を買うという気持ちにはなりにくい。
これに重ねて1ドル83〜84円台という大不況...。 
消費者心理は自然と「安くて」「10月も着れて」「安く見えない物」を求める。
まず価格帯的には2,000〜3,000円の商品をたくさん積む必要があることは分る。 
※参考:2,000円×600枚、3,000円×150枚
  
2,000円は長袖ニット、アーガイル柄ニットなど「え!?2000円??」商品のみ。 
3,000円はシフォンワンピース、ポリエステルワンピース。
  
◆仕入判断ポイントA「ソコソコ高い物」 
安い物だけでは売上げはなかなか伸びない。 
4,900円あたりの価格帯を織り込む必要がある。 
さてここで、トレンドと言われるデザインの商品を仕入れるか、ベーシックな商品を仕入れるかの2つの選択肢がある。 
もちろん両方仕入れられれば売上げアップのチャンスが拡大されるのですが、
予算的なこともあってどちらかしかチョイスできなかった。
私が仕入れたのは「ベーシック」。
  
誰でも着れるベーシックデザイン、素材感は春・秋・冬OK!、サイズF、キャリーにしても売れる物
  
これだけ不景気だど価格帯的にトレンド商品が太刀打ちできない場合があり、尚且つ、キャリーにできない。 
上記条件下のベーシックなものであれば、万が一、キャリーにしてもトレンドに左右されないことから売れるチャンスが残される。
  
【2つの販売方法を組み込む】 
仕入ポイントから「安い物」と「ソコソコ高い物」を仕入れました。 
さてそれを実際に販売するにあたって2つの販売手法で取り組みました。
  
◆投げ売り商法〜「安い物」 
投げ売り商法とは、簡単にいえば、商店街などでよく見かけられる閉店セール。 
もう閉店しますので、安いですしどんどん買っていってくださいという投げ売り。
  
◆対比販売商法〜「ソコソコ高い物」 
安い商品の隣に少し高めで良い商品を置き、対比させて販売する方法。 
細かい接客が必要。
  
仕入だけが上手にできても成功しない。 
仕入とその次に待っている販売が結ばれて初めて大きな売上げが実現できる。
  
【目次】 
>>はじめ 
>>仕入ポイントと2つの販売方法 
>>均一コーナーとタイムサービス 
>>お客様のウォンツは何だったか? 
>>結論として
 |